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色材協会誌に寄稿しました!

化学生命理工学科  光物質変換化学研究室(今村研) : 2025/01/21

タイトル

抄録

光触媒とは光を照射すると化学反応を引き起こす物質の総称であり,最も有名な光触媒は酸化チタン(IV)(TiO2)であろう。ここではTiO2を還元的物質変換に応用した研究について紹介する。中でも,ニトロ基からアミノ基,カルボニル基からヒドロキシ基への還元反応はプロトン(H+)と励起電子(e-)を使った水素化反応だということができ,一般にH+源としてアルコール類が使用される。水素ガスの代わりにアルコールを使った水素化反応という点で魅力的な反応である。この記事では,一般的な光触媒的還元反応について解説した後,植物由来の化合物=バイオマスを水素の代わり(H+源)として利用する光触媒的水素化反応についても解説する。


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