Scientific and Educational Reports of the Faculty
of Science and Technology, Kochi University
Vol. 4 (2021), No. 8
三好康夫 ・ 岡本竜
高知大学理工学部情報科学科 ; 780-8520 高知県高知市曙町 2-5-1
要旨
我々が試作した習慣化支援システムでは,スケジュール登録した予定時刻にアラームがメールで通知されるが,そこにパートナーからの応援メッセージへのリンクが埋め込まれていることで通知を看過しにくくすることを狙っている。試作システムは 1人のパートナーとのペアでの利用を想定して開発したが,実際の利用場面や用途を考慮するとグループでの利用の需要も高いと考えられる。そこで,ペアでの利用とグループでの利用の比較実験を行った。30日間の利用において,3人グループでの利用では動機が低下しにくいこと が示唆された。本稿では,この実験結果を踏まえ,グループでの相互応援機能の実装に向けた考察を行う。
Received: December 3, 2021
Reviewed by anonymous referee(s), and accepted: December 10, 2021
Published: December 22, 2021
発行者:高知大学理工学部 〒780-8520 高知県高知市曙町二丁目5-1
Faculty of Science and Technology, Kochi University, Kochi, 780-8520 Japan
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