Scientific and Educational Reports of the Faculty
of Science and Technology, Kochi University
Vol. 2 (2019), No. 1
中込照明
Teruaki Nakagomi
〒780-8520 高知市曙町2-5-1 高知大学理工学部情報科学科
要旨
本論文では流体力学のシミュレーション分野で使われるSPH(Smoothed Particle Hydrodynamics,粒子法)の原理とその計算プログラムの実装について解説する.主な特徴は以下の三点である.(1)定義,要請,仮定を整理し,基礎方程式の導出過程をできるだけ見通しの良いものにした.(2)計算量を O(N2) (N=粒子数)から O(N) に落とすための手法を提供した.(3)2次元,3次元モデルにつき様々な流体現象がインタラクティブにシミュレートできるSPHのプログラムをダウンロードによって提供している.
Received: November 11, 2018
Reviewed by anonymous referee(s), and accepted: December 5, 2018
Published: March 27, 2019
発行者:高知大学理工学部 〒780-8520 高知県高知市曙町二丁目5-1
Faculty of Science and Technology, Kochi University, Kochi, 780-8520 Japan
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