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微量で抗菌・抗かび・抗ウイルス・消臭効果を発揮する機能性金属錯体の開発

化学生命理工学科  無機化学 米村研究室 : 2015/10/11

 

 含硫配位子を持つ銀多核錯体を合成し、得られた化合物の立体選択性や立体的・分光化学的特徴について明らかにする。一連の物性データをもとに1つの分子(多核錯体)に複数の機能を付与した高付加価値材料を分子設計する。

 

 銀イオンは高い抗菌性を有することが知られているがハロゲン化物イオンの存在あるいは熱・光などによって抗菌作用が低下してしまう。単核錯体をビルディングブロックとして銀イオンを多核錯体中に集積化させることで欠点を改善する。

 

 多核錯体を形成することで、銀イオンによる抗菌性に加えて,抗カビ・抗ウイルス・消臭などの複数の機能を付与することが可能となる。錯体そのものだけでなく、様々な方法で加工した材料についても最小発育阻止濃度測定(MIC法)などに基づいて、有効性を検討する。


図2 図1


図5 図4